IELTS Speakingが6.0から上がらない人の特徴10選
前回はライティングを取り上げましたが、今回はIELTS Speaking。
「何度受けても6.0」という人には、いくつか共通点があります。
Speakingは、単に英語をたくさん話せればスコアが上がるわけではありません。
IELTSでは、
- Fluency and Coherence
- Lexical Resource
- Grammatical Range and Accuracy
- Pronunciation
の4項目で評価されます。
今回は、6.0から上がりにくい人によくある特徴を10個紹介します。
1.質問に答えただけで終わる
Do you like cooking?
Yes, I do. I like cooking very much.
これだけでは、話を十分に展開できません。
答え → 理由 → 具体例
くらいまで広げる習慣をつけましょう。
2.理由をうまく説明できない
意見は言えても、
「なぜそう思うの?」
と聞かれると止まってしまう人は多いです。
Speakingでは、意見そのものよりも、それを説明・展開できることが重要です。公式基準でもFluency and Coherenceでは、話をある程度の長さで論理的に展開できるかが評価されます。
3.答えを暗記している
よく出る質問への模範解答を丸暗記してしまう人もいますね。気持ちはわかります。
しかし、本番で少し質問が変わると対応できなくなります。
覚えるべきなのは「答え」ではなく、
理由の出し方や話の広げ方
です。
British Councilも、長い回答を丸暗記することは効果的な戦略ではないとしています。練習量をこなして反射力を鍛えることが大事ですね。
4.難しい単語を使おうとしすぎる
Speakingでも、難しい単語を入れれば高得点になるわけではありません。
重要なのは、
その場面に合った語彙を自然かつ正確に使えること。
無理に難しい表現を使って止まってしまうくらいなら、知っている単語で言い換える方がよい場合もあります。
5.同じ単語ばかり使う
good、bad、important、interestingなど、いつも同じ単語だけになっていませんか。
Speakingでは、さまざまなトピックについてある程度幅のある語彙を使えるかも評価されます。
同義語だけでなく、Topicごとに使える表現を増やしていきましょう。
6.文法ミスを怖がりすぎる
間違えないようにしようとして、
I like sports.
I play football.
It is fun.
のような短い文だけになるケースがあります。
IELTSでは正確さだけでなく、Simple SentenceとComplex Sentenceを使い分ける力も評価されます。
ミスをゼロにすることより、使える文の幅を少しずつ広げましょう。
7.発音を「ネイティブっぽさ」だと思っている
IELTS Speakingでは、イギリス英語やアメリカ英語のアクセントを真似する必要はありません。
重要なのは、
相手が理解しやすい発音になっているか。
音そのものだけでなく、StressやIntonationも評価対象です。
8.速く話せばFluencyが上がると思っている
Fluencyは「速さ」ではありません。
速く話そうとして、
- 言い直しが増える
- 文法が崩れる
- 発音が聞き取りにくくなる
のであれば逆効果です。
大切なのは、不自然に長く止まらず、話をつなげられることです。
9.Part 2で話が続かない
Part 2では、与えられたTopicについてまとまった長さで話す必要があります。
30秒くらいで話が終わってしまう人は、
When / Where / Who / Why / How I felt
のように、話を複数の方向へ広げる練習をすると効果的です。
Part 2は、試験官に途中で細かく質問してもらうのではなく、自分で話を展開するパートです。
10.自分のSpeakingを聞いていない
話す練習はしている。
でも録音はしていない。
これは非常にもったいないです。
録音すると、
- 同じ単語を繰り返している
- “um” が多い
- 同じ文法ミスをしている
- 発音が不明瞭
- 話が途中で止まる
といった自分の癖が見えてきます。
Speak → Listen → Correct → Speak again
というサイクルを作ることが重要です。
6.0を超えるために必要なこと
Speakingが6.0から上がらないと、
「もっと難しい単語を覚えよう」
「もっとネイティブのように話そう」
と思いがちです。
しかし、本当に必要なのは、
自分の考えを、止まらず、広げながら、分かりやすく伝えること。
IELTS公式でもBand 6とBand 7では、より長く自然に話を展開する力、幅広い語彙、文法の柔軟性などに違いがあります。
もしSpeakingが6.0で止まっているなら、まずこの10項目のどこに自分の弱点があるかチェックしてみてください。
弱点が分かれば、Speakingの練習方法も変わるはずですよ。

