IELTS Writing Task 2で難しい単語より先に直すべき3つのこと
IELTS WritingでBand 6.0から6.5、7.0を目指すとき、「もっと難しい単語を使わなければ」と考える人は少なくありません。しかし、語彙だけを入れ替えても、答案全体の論理や設問への答え方が変わらなければ、スコアは安定しません。
IELTS Writing Task 2は、Task Response、Coherence and Cohesion、Lexical Resource、Grammatical Range and Accuracyの4基準で評価されます。語彙はその一つであり、他の基準と切り離して対策することはできません。
1. 設問のすべてに答えているか
Task 2では、テーマについて英語で書くだけでは不十分です。設問が求める立場、比較、原因、解決策などを正確に捉える必要があります。
たとえば、Do the advantages outweigh the disadvantages? という設問では、長所と短所を並べるだけでなく、どちらがより大きいのかを明確に判断します。導入で立場を示しても、本文でその判断を支えられていなければ、回答は弱くなります。
書き始める前の確認
- 設問の動詞に線を引く
- 自分が答えるべき問いを日本語で一文にする
- 立場を一文で固定する
- 各本文段落がその立場を支えるか確認する
2. 一段落に一つの中心メッセージがあるか
接続詞を増やすことと、論理的に書くことは同じではありません。段落の最初に中心となる考えがあり、その後の説明と具体例が同じ方向を向いていることが重要です。
次の順番で段落を組み立てると、内容を整理しやすくなります。
- 中心となる主張
- なぜそう言えるのか
- 具体例または結果
- 設問や自分の立場とのつながり
一つの段落に教育、経済、環境など複数の話題を入れると、どの考えを発展させたいのかが見えにくくなります。アイデアの数より、一つの考えを十分に説明できているかを優先してください。
3. 「使える語彙」を正確に使っているか
Lexical Resourceでは語彙の幅だけでなく、正確さと適切さも見られます。辞書で見つけた難語を無理に使い、コロケーションや文脈が不自然になるより、少し基本的でも正確な語を使う方が内容は伝わります。
たとえば important をすべて indispensable に置き換えるのではなく、文脈に応じて play an important role、have a significant impact、be essential for のように語の組み合わせで覚えます。
語彙を増やすときの単位
- 単語一語ではなく2〜5語のまとまりで記録する
- 自分の答案で使える例文を作る
- 類義語の意味の差と使われる場面を確認する
- 添削後は誤用した表現を優先して復習する
提出前の3分チェック
- 設問の全要素に答えたか
- 各段落の最初の文だけ読んで論理が通るか
- 意味や使い方に自信のない難語を無理に残していないか
- 主語と動詞、単数・複数、冠詞を確認したか
難しい単語は、答案の土台が整ってから効果を発揮します。まずは設問への回答、段落の論理、語彙の正確さを順番に確認しましょう。
Mr.Writing & Mrs.Speakingでは、誤りの訂正だけでなく、4評価基準ごとにスコアを止めている原因と次の改善順序を整理するライティング添削を提供しています。

