IELTS Writingで減点されやすい文法ミス10選

IELTS Writingでは、難しい文法を使うこと以上に、基本的な文法を正確に使えることが重要です。

実際、IELTSではGrammatical Range and Accuracyという項目があり、文法の「幅」と「正確さ」の両方が評価されます。

今回は、Writingで特に気をつけたい文法ミスを10個紹介します。

1.単数・複数のミス

よくあるのが、

many student
one of the reason

といったミスです。

正しくは、

many students
one of the reasons

です。

特にmany / several / one of theの後は注意しましょう。

2.主語と動詞が一致していない

People thinks…
Technology have changed…

のようなミスです。

正しくは、

People think…
Technology has changed…

基本的なミスですが、何度も繰り返すと目立ちます。

3.冠詞 a / an / the のミス

日本人受験者に非常に多いポイントです。

Government should…
I bought new computer.

のように、必要な冠詞が抜けることがあります。

可算名詞の単数形を書くときは、

「a / an / the が必要ではないか?」

と確認する習慣をつけましょう。

IELTS公式も、冠詞の誤りを繰り返すケースをsystematic errorの例として挙げています。

4.不可算名詞を複数形にする

代表的なのが、

informations
advices
knowledges

です。

正しくは、

information
advice
knowledge

これらは基本的に不可算名詞です。

many informations

ではなく、

a lot of information

と書きます。

5.時制が途中で変わる

たとえば過去の出来事について書いているのに、

People used cars less in the past, but they use bicycles more at that time.

のように時制が混ざるケースです。

時制は、いつの話をしているのかを常に意識しましょう。

IELTS公式でも、tense choiceは代表的な文法ミスの一つとして紹介されています。

6.助動詞の後に三単現・過去形を使う

非常によくあります。

Governments should provides support.
People can reduced costs.

正しくは、

Governments should provide support.
People can reduce costs.

can / should / may / must + 動詞の原形

です。

7.because と because of を混同する

Because of people have less time…

は不自然です。

becauseは接続詞なので、後には文が続きます。

Because people have less time,…

because ofは前置詞のかたまりなので、後には名詞が続きます。

Because of a lack of time,…

小さい違いですが、Writingではよく出てきます。

8.although と but を一緒に使う

Although it is expensive, but many people buy it.

これは避けましょう。

正しくは、

Although it is expensive, many people buy it.

または、

It is expensive, but many people buy it.

日本語の感覚で「〜だけれど、しかし」と両方入れてしまわないように注意しましょう。

9.長い文を書きすぎて文法が崩れる

高得点を狙おうとして、

because、which、that、althoughなどを次々につなぎ、1文が非常に長くなる人がいます。

しかし、長い文ほど高得点になるわけではありません。

British Councilも、節を詰め込みすぎた複雑な文は、意味が分かりにくくなり、文法ミスも増えやすいと注意しています。

短い文+正確なComplex Sentence

を組み合わせる方が安全です。

10.同じ文法ミスを何度も繰り返す

実はこれが一番注意したいポイントです。

1回だけ冠詞を間違えるのと、Essay全体で10回間違えるのでは意味が違います。

IELTSでは、繰り返される文法ミスは、その文法項目を十分にコントロールできていないと判断されやすくなります。

だからこそ、

自分が毎回間違える文法を知ること

が重要です。

文法は「難しくする」より「ミスを減らす」

IELTS Writingで6.0前後の人は、

「もっとComplex Sentenceを書こう」
「もっと難しい文法を使おう」

と考えがちです。

もちろん文法の幅も必要です。

しかしBand 7では、Complex Structuresを使いながら、正しい文を頻繁に書けることが求められています。

まずは、

新しい文法を10個覚えるより、自分の頻出ミスを3個減らす。

こちらの方がWritingのスコアアップにつながることも多いです。

Essayを書いた後は、

  • 単数・複数
  • 冠詞
  • 主語と動詞
  • 動詞の形
  • 時制

だけでもチェックしてみてくださいね。

自分のミスのパターンが分かると、Writingはかなり改善しやすくなるはずです。

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